家政婦協会より、令和3年度セミナーのテキストとして、「快適住まいる」代表、嶋野美紀子さん監修の小冊子「掃除編」が届き、その内容は、掃除に関する7項目で構成されています。
セミナーの期間は、令和4年1月31日までですから、12月に3回・1月に4回の合計7回に分けて、セミナーの教育資料としてお届けします。年末年始の慌ただしい中ですが、時間がある時にお読みいただき、お客様へのサービス向上にお役立て下さい。
掃除編1 家政婦に求められる掃除とは?
1 イメージを持って掃除をする
掃除は、テクニックはもちろんですが、掃除の前に、①どのように進めて行くかというイメージ、②汚れが落ちて行くイメージ、③全体が綺麗になって行くイメージを持つように習慣づけていきましょう。以下の2~4に記載した内容をイメージし、掃除を始める前に段取りをつけておけば、無駄のない効率的な掃除を行えるようになります。急がば回れを、習慣づけましょう。
2 心を込めた掃除
もし、あなたがお金を払ってプロに掃除をお願いした時、どこまで仕上げて貰えたら満足するでしょうか?「お客様がどこまでやってもらえたら喜ぶか」、このことを常に考えながら行うことで掃除にも磨きがかかります。
例えば、何も考えずに雑巾で床を拭くのと「お客様が素敵に健康に暮らせますように」と心を込めて磨くのでは、その場の空気が全く変わります。気持ちの伝わる掃除になるのです。
3 時間内で効率よく
プロとして、制限された時間内で効率的に仕事をする必要があります。そして、お客様が求めるものより、ワンランク上を目指すように心がけましょう。
4 掃除のコツを得る
掃除のコツは、「場所」と「汚れ」に合わせて、どの「道具」を使い、どの「洗剤」を使い、どの程度の「時間」をかけて行うかを見極めることです。そうすると、余計な力を入れなくても短時間で掃除を行うことが出来るのです。
公益財団法人 日本看護家政紹介事業協会
熊本市 サン光家政婦紹介所
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