◎ 家事とは?
今朝のTVで、家事アイディアという放送がありましたが、家事は、掃除や洗濯、調理、買い物など家庭内の用事から、家計、家族の健康管理、住居や庭・花壇の手入れ、親せきや近所との付き合い、冠婚葬祭まで、私たちの日常生活には様々な家事があります。
基本的には、家事は、日常生活が円滑になるためにするものです。家政婦の役割とは、お客様のお宅で、お客様によりよい生活を送って頂くことで、家政婦は、その家庭になくてはならない家事の担い手になることが求められる職業と言えるでしょう。
◎ 仕事の基本(4箇条)
〇 お客様宅の流儀を知る
家政婦の大切な役割の一つが、それぞれの家庭の習慣や流儀をいち早く把握・理解することです。お客様が「何を大切に生活しているのか」を考え、実践する力を身に付けましょう。
〇 同じ質問を2度しない
最初に必ず、その家庭での家事のやり方を聞きます。聞いたことは忘れないように、メモをとりましょう。理解することはもちろん、しっかり記憶し同じことを2度聞かない心がけも大切です。忘れたことなどはあいまいにせず、メモを見て、必ずその場、その時に確認するようにしましょう。最も重要なことは、適切なサービスを行うことと覚えておきましょう。
やるべき仕事はお客様から言われる前に気付き、行うことが必要です。さらに言えば、家事の中でお客様が出来ることはやりすぎないように配慮し、お客様が気付かないことやできないことを率先してやることを心がけましょう。
〇 常にお客様と自分の安全に配慮する
家庭内で使用するものは、必ず説明書を事前に読むなど使い方を確認し、安全に使えるようにしておきましょう。また、お客様に依頼された家事サービスで、安全に行う自信がない場合には無理をして行わず、必ずお客様にお話しした上で、専門の業者やサービスを探すことを検討しましょう。
〇 お客様が快適に生活できることを念頭に仕事をする。
常に、お客様とその家族がいつもどおりの生活を支障なく送り、快適な日々を過ごすために配慮することが大切です。そのためには、そのご家庭ごとの流儀を知ることが不可欠です。
例えば、家事をするなかで「これはこっちに置いたほうが便利なのに」「もっと楽に家事ができる道具があるのに」などと思うことがあっても、勝手に家財道具を動かすことや、一方的な提案をすることは避けましょう。もし提案する時は、タイミングを計り、お客様から相談があるときや意見を求められたときなどにお伝えしてみるといいでしょう
(次回は、介護サービス(1)をお届けします。)
公益社団法人日本看護家政紹介事業協会正会員 熊本市サン光家政婦紹介所
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