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  • 中脇 秀勝

認知症の基礎知識(1)

最終更新: 6月17日


 認知症は、高齢になるほど発症する可能性が高まる病気であることから、高齢化する今後もその増加傾向は続くと考えられます。誰もが認知症になる可能性があり、また、係わることになるかも知れない身近な病気です。

しかし、認知症は早く気付いて対応することで、症状を改善できたり、進行を遅らせることが出来ます。認知症の進行に応じた対応やサービスを提供するためには、ご家族・スタッフ・紹介所相互の連携が必要です。


熊本市サン光家政婦紹介所ホームページ 

 


目 次

1 認知症とはどんな病気

2 認知症を予防する

3 認知症の人と家族を支える


1 認知症とはどんな病気?

  認知症とは、記憶障害や様々な状況に対する判断が不適切になるなど、生活する上での 支障が少しずつ増えて行く病気です。


○ 認知症と加齢による物忘れの違い


加 齢

体験の「一部」を忘れる

 ⇕ 

認知症

体験の「全部」を忘れる


加 齢

「約束をうっかり」忘れてしまう

 ⇕ 

認知症

「約束したこと自体」を忘れる


加 齢

「何を食べたか」思い出せない

 ⇕ 

認知症

「食べたこと自体」を忘れる


加 齢

「ヒントがあると」思い出せる

 ⇕ 

認知症

「ヒントがあっても」思い出せない


加 齢

物を置いた場所を「しばしば」思い出せない

 ⇕ 

認知症

置き忘れ、紛失が「頻繁」になる


加 齢

目の前の「人の名前」が思い出せない

 ⇕ 

認知症

目の前の人が「誰なのか」分からない


2 認知症を予防する


原則1 よく食べる

認知症予防に特別な食事は必要ありません。バランスよく、規則正しくが基本です。1日に10品目(卵、肉類、魚介類、海藻類、大豆食品、芋類、牛乳。乳製品、油脂類、果物、緑黄色野菜)を、バランスよく食べて脳を活発にしましょう。特に大事な栄養素は、たんぱく質(肉・魚・卵・大豆)とエネルギー(炭水化物)です。また、食事をしっかり摂取するためには、歯科受診・歯磨きなどの「口腔ケアー」をアドバイス又は介助しましょう。


原則2 よく体を動かす

まず、歩くことです。軽く汗をかく程度のウォーキングを日課にし、転倒予防のため、筋力アップ体操などを取り入れましょう。決して無理をせず、ご本人に適した範囲での運動をお勧めしましょう。


原則3 よく外に出る。

デイケアなどの社会参加を推奨しましょう。外出が減るきっかけは様々ですが、体と、心と、環境の問題などがあります。おでかけのきっかけ作りは、(家政婦として提供できるものとしては、)着替え・生活リズム・運動習慣などがあり、他には、地域参加・交流会。情報収集なとがあります。


認知症は、徐々に進行すると言われています。この進行を出来る限り遅らせることが、治療薬の開発など将来の光へと結びついていくかも知れません。今後、高齢化社会はさらに進行・加速します。しっかり、サポートしましょう。


熊本家政婦協会正会員 サン光家政婦紹介所


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